琵琶湖、比良山とまさに風光明媚な場所に佇む美術館です。
陶芸家 樂吉左衛門が設計したこの茶室と水庭はつくられたストーリーを知れば知るほど興味深く、驚きの連続です。
茶室は予約制ですが、訪ねてみる価値があります。なぜなら、水庭と茶室の中のつながりが、また四季のが織りなす光景が、繊細で、また大胆な趣向がたくさん体感できるからです。日本人の感性の高さ、日本の美に対する感じ方を改めて、そして初めて、新しい形で感じられる空間でもあります。
新しい茶室を作りたいと思考された作者の思いが感じられます。
四季を通じて訪れたい滋賀県一押しのアートスポットです。
水庭に浮かんだように見える建物と植栽は葦だけの水庭。
凛とした空気が漂う2月の佐川美術館を訪ねました。