大好きな和菓子と洋菓子がいっぺんに楽しめるだけではなく、昔ながらの風景や自然に囲まれたこの八幡山のふもとは、近江八幡市の大人気の観光スポットでもありますよね。
情緒あふれる八幡堀の桜、八幡山の頂上にはモミジの紅葉。どの季節に訪れてもはずれなし！の観光名所です。
今回ご紹介したい季節は梅雨の季節の深い緑の頃。雨に濡れた木々と瑞々しい庭を愛でるのも心地よいものですよ。
梅雨の季節に訪れたい庭｜近江八幡日牟禮ヴィレッジ｜近江八幡
ジューンベリーがたわわに実る季節。5月の終わり頃、八幡山のふもとにある日牟禮八幡宮の境内にあります、たねやさんのスイーツ処へ行ってまいりました。
滋賀県に住んでいると、一年に何度も頂けるというクラブハリエのバームクーヘンです。
なぜなら、お祝い事やちょっとしたお返しには欠かせないのがこの縁起の良いまん丸スイーツなんですよね。
しっとりといていて、甘さも優しくて。何度頂いても飽きのこない味わいは、厳選された素材を使って、職人さんが丁寧に丹精込めて作っているからなのでしょうね。店内を入れば当然のこと、あまーい香りがいっぱいに広がっております。
ここでは美しいスイーツたちもたっぷりと愛でておきましょう。
洋菓子の売られている日牟禮館を抜けると奥には庭が広がっています。そして日牟禮カフェへとつながります。
この庭をながめながら素敵なスイーツタイムができるだなんて、贅沢な空間ですね。
カフェテラスの前には旬の草木の寄せ植えがありました。スモークツリーがモクモクと煙って美しい季節です。
枕木にミズヒキ。
自然が育む姿って愛おしいものです。
庭の片隅にひょっこりと、ホタルブクロウ
石畳の園路を歩いて庭を覗いてみましょう。
ヒメシャラの咲く季節でした。
落ちているヒメシャラの花が可愛らしい。
椿に似た花が咲くからナツツバキ。ナツツバキ＝シャラ。シャラより小さな花を咲かせるのがヒメシャラ
芝を囲って園路があり、庭を散策できます。
雨上がりの濡れた緑が美しく、気持ちがよい空間でした。
今度はテラスに座ってスイーツと一緒に庭を愛でましょう。
石畳の園路に、アクセントで枕木。自然に伸びた下草達はどれを見ていて飽きません。
オーナメンタルな葉がすてきなギボウシ
ギボウシの葉+姫シャラの花
見ていて飽きない石畳にクリスマスローズの葉
クラブハリエ日牟禮館のお向かいは日牟禮茶屋です。
こちらではお昼ごはんを頂きました。
たねや善は滋賀の郷土料理が少しづつ頂けます。
八幡こんにゃくや丁子麩のからし酢味噌和えなど近江のおばんざいが7種類。
おこわはもちろん米どころ近江のもち米。近江づくしです。
そしてこれが噂のバームクーヘン豚の生姜焼きです。
日牟禮ノ舎限定のつぶら餅。たこ焼きではないですよ。
こうなってくるとやっぱり花より団子？！ですが、こだわりをもって作られたものは、なんでも美しいから仕方ありません。
ちなみにガラスに映る石畳も素敵ですよね。どこを切り取っても、素敵な村、日牟禮ヴィレッジです。
美味しいお菓子と美味しい空気とを堪能しに、四季を巡って訪れたい、近江八幡の美味しいスポットでした。
